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執筆者の写真平井 新一

夏のビジネスチャンスを捨てない!猛暑を乗り切る施工術


 先日、テレビでエチオピアから日本に移住した方々が「日本の夏は暑すぎてイライラする」と言っていました。エチオピアといえば暑そうなイメージがあるかもしれませんが、首都アジス・アベバは標高2,000メートル。年間を通じて15度〜20度ぐらいの気温なのだとか。そりゃイライラしますよね(笑)。そうそう、夏は洗車やコーティングの施工者にとってとてもしんどい季節。今回は「イライラしない夏のカーコーティング施工対策」をご紹介していきましょう。  エアコン完備の施工場なら問題ありませんが(ちなみにHonjyoの研修センターはエアコン完備!いつでも快適ですよ)、そうでないなら夏場はクルマのボディにも熱がこもります。この熱を放置すると、シャンプーの泡がシミになったり、研磨剤がこびりついたり、コーティングの液剤の乾燥速度に追いつかず部分的に塗ってはすぐに拭く……といったトラブルが増えていきます。まずは施工前に高圧洗浄機やホースなどの水でボディをしっかり冷やすことが肝心です。  「大変そうだし夏はコーティングやめようかなぁ……」と思ったそこのあなた!ちょっと待ってください!コーティングは車販や車検とセットで販売しやすいサブ収益商材。さらにはメンテ洗車などのアフターフォローで来店頻度を高めることもできる戦略商品です。「暑い」ぐらいで手を引くのはもったいないと思いませんか。  過去のデータを分析したところ、コーティングの施工トラブルは「猛暑日」といわれる日が増える7月〜8月に集中していることがわかりました。実際に天気予報で「猛暑日」とされる日は年間に約20日ぐらい。1年のうち約5%でしかありません。漠然と「夏の間はやめよう」となると、ざっくり7、8、9月の3ヶ月……つまり1年の25%を捨てることになりかねません。  まずは、気温が上昇する前、午前中の9〜10時頃までに洗車などの下準備をやっておく。そして、気温が下がる夕方、16〜18時頃にボディに熱がこもると液剤が貼り付きやすくなる研磨やコーティングの作業を行う……この「二部構成」がおすすめです。これだけでも施工トラブルと、技術者の疲労度をグッと軽減できるはず。ぜひ、お試しください。

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