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執筆者の写真平井 新一

小さなチームで大きなビジネスを生むブース設計とは?



 今年3月、カーアフターマーケット専門の国内最大の展示会『国際オートアフターマーケットEXPO(以下、IAAE)』への2年ぶりの出展が決まりました。併せて出展者プレゼンテーションへの登壇も決定!洗車最適化ツール「ウォッシュマン」を活用した手洗い洗車のメリットや、洗車ビジネスの話をしようと準備中です。登壇は12日昼頃の予定です。IAAE来場希望の方は公式ホームページより事前予約をお願いします。  開催期間は3月11日~13日の3日間で朝10時から夕方17時まで(最終日は16時)。想定来場者数は約3万人。与えられた約20時間の中で来場者全員と対話し、チラシを配布することは不可能です。しかも弊社のブースは最小サイズの1コマ(3m×3m)。説明スタッフが2名、チラシ配布のコンパニオンが1名程度のチーム……限られた時間・空間・人員を最大限に活用するためには、駅前のティッシュ配りのような無差別ばらまき作戦では上手くいきません。  「誰に声をかけるのか?」「どれぐらいの時間でどんな会話をするのか?」「配布物で何を伝えるか?」「“つい足を止めてしまう”ような目立つブースをどうデザインするのか?」といった総合的な設計が求められます。  前回のブースは角地。この好条件を最大限に活用すべく、センターの高い位置に大型モニターを2台並べ、ミュージックビデオのような洒落た雰囲気の動画を少々大きな音量で流しました。それが功を奏し、スタッフが声を枯らしてチラシを配布しなくても、多くのお客様が足を止めてくださいました。さらに高所に設置した大型モニターによって、混雑時でも後方からよく見える状態をキープし、さらに人が集まる“流れ”をつくることができました。  また、チラシ配布を担当するコンパニオンには「1分以上立ち止まっているお客様を見つけて横からチラシを差し出す」「詳しい説明をできるスタッフを呼びましょうか?と声をかける」と指示。そこからバトンを受けた説明担当のスタッフには「必ず名刺交換」「長話を避ける」「後日商談か資料送付をお選びいただく」というルールを決めて接客を行いました。  このルールよって、接客を効率化し、新しい販路や顧客を獲得することができました。ビジネスを動かす「運命の出会い」をいかにつくるか……その出会いの確率を高めるための工夫と設計をぎゅっと凝縮したHonjyoブースをぜひご覧いただければと思います。

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