洗車ビジネスを進化させるセミナー&トークセッション
「作洗会議」を開催しました!
2019年3月14日。東京都内の汐留カンファレンスセンターにて、洗車ビジネスに特化したセミナー&トークセッション「作洗会議」を開催しました!
テーマは「洗車でお客様の"笑顔"と"ありがとう"をゲットするには?」。アフターマーケットで活躍するゲストをお招きした、このイベント。当日は、整備工場や板金工場など全国から60名近い参加者の方にご来場いただきました。そのときの様子をレポートします。
書記
株式会社 ROCKAKU
森田 哲生 氏
撮影
トリビト
ワカマツ タケヒロ 氏
変わりゆく自動車市場を生き抜くための視座とは?
第1部は、自動車業界専門のコンサルティング会社、株式会社カービジネス研究所・代表取締役社長の堀越勝格様がご登壇。「自動車流通市場の将来予測と成功の要諦」というテーマについてお話いただきました。
日々カーディーラーを中心に、自動車ビジネスと向き合われているカービジネス研究所様。大局的な視点を持ちつつも現場感を踏まえたトークは、説得力十分です。
2020年以降の市場変化、ドライバー人口の減少、電気自動車の台頭……自動車市場が置かれた現実を直視した上でどのような戦略を採るべきか。堀越さまは「自動車業界が代替市場であることなどを踏まえると、大切なのは新規顧客よりも既存顧客。その方が少ない労力で商談が成立したり、利益率も高いので注力すべき」と話します。
ほかにも、経営する上での考え方や商談の仕方などについて、事例を交えつつ実践的なアドバイスを紹介していただきました。
洗車は、お客様とビジネスを繋ぐ存在
第2部では、本荘興産・代表取締役社長の平井新一が登壇。「みなさん洗車ってどんなイメージですか?」この問いかけからプレゼンテーションがスタート。一般的には「面倒くさい」「車検のおまけ」「売れるわけない」といったイメージもある中でなぜHonjyoは洗車に注目しているのか、そしてなぜ手洗い洗車ツール「WASHMAN」を開発したのか……これらテーマに沿って、プロモーション動画や洗車で実際に成果を上げている繁盛店の事例を紹介。事業設計のポイントを下記のようにまとめました。
生き残るお店「3つの条件」
・個性的で魅力あること
・便利で気軽に来店しやすいこと
・そしてお客様との密着度が高いこと
さらに続けて、「特にこれからの時代は、"スタッフ"と"顧客"ではなく、"店の人"と”訪れる人”として直接繫がる時代。いかに接点を増やせるか、新しい体験・楽しい記憶・確かな価値を残せるか、が重要になります。そのために"洗車"は欠かせないポイントになるのです」と、締めくくりました。
繁盛店が語る、洗車ビジネスへのこだわり
第3部は、洗車ビジネスで個性的な取り組みをされている3社の繁盛店に登壇いただき、それぞれが実践している洗車ビジネスの戦略についてのトークセッションへ。
登壇者は、無料洗車の取り組みをしている株式会社オートリンク・代表取締役社長の稲葉紘一様、都市圏の百貨店の駐車場で高級車専門の質の高い洗車サービスを提供しているジャパン・カーポリッシング株式会社・ディレクターの品川幸太郎様、「整備工場」のイメージを覆す白くて美しいスタイリッシュな内装が評判の株式会社フルタ・代表取締役社長の古田昌也様。トークの内容は、洗車のこだわりから、採用の工夫、お客様との会話の仕方まで多岐に渡りました。
稲葉様は「家業を継いだとき、正直、経営はかなり厳しい状態でした。でも無料洗車を始めたことで、お客様に来店するきっかけをつくることができて売り上げが飛躍的にアップしたんです」と、洗車がビジネスを救ったエピソードを披露。今では女性の看板スタッフを目当てに年間約40回も来店するお客様もいるのだとか。
古田様からは、地域メディアの活用について話が拡がりました。「ローカルラジオに出演した直後、若い強面の男性が店舗にやってきたかと思ったら『ここで働かせてほしい』と頭を下げてきたんです」と、びっくりするエピソードを披露しました。
そして2時間半のセミナーはあっという間に時間が過ぎ、今回の「作洗会議」は大好評のうちに終了。その後、希望された参加者の皆様との懇親会も大いに盛り上がり、さまざまな情報交換が行われました。
登壇いただきましたみなさま、参加いただいたみなさま、誠にありがとうございました!
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